TVは既に「いい枯れ具合」の段階

その他ビジネス | 水曜日 9月 30 2009 6:31 PM | コメント (0) Tags:

the Internet Advertising Bureau (IAB)のbiannual report によると,英国のインターネット広告費が2009年上半期に17.5億ポンドになった。
これはメディア別の広告シェアで23.5%となり,TV広告費のシェア21.9%を追い抜いた。
つまり英国では,インターネットが最大の広告メディアとなったのだ。

「遂に」ともそれほど思いません。

私にとっては、TVは既にいい感じに枯れています。

最近TV関連の書籍(梅棹忠夫「情報の文明学」など)が面白くて、よく読みます。
理由は「命運が決定しているが故に、落ち着いた目線で見られること」です。
端的に言えば、TVの黎明期〜全盛期について語った本は、歴史書ではないかと。
TVの内情や視聴率争いを描いた小池正春「実録!視聴率戦争」などは、10年前に出版されたのに隔世の感がありました。

オウム事件もそうですが、騒動中の最中には、浮ついた情報ばかりが飛び交います。
後に関連書籍、関連映画を漁り、インドで麻原彰晃が修行していたブッダガヤなどを訪れましたが、私にとってはその時(2年前ぐらい)がようやくオウムが枯れた時でした。
それでようやく、オウム事件をフラットな目で見られた気がします。

TVはまさに歴史として考察する段階まできたのでは。
「死んだ」とか「滅びる」とまで言うつもりはないのですが、
時代の主役だった時代は終わり、評価まできっちりと定まった感があります。
だからこそ今、すごく面白い時期です。