価格比較サイトの風雲児「コネコネット」のオタク力について考えてみた
上記のようなコネコネットの記事があったので、考察し、事業アイディアを出してみました。
それにしても「風雲児」とはなんでしょうか。
特徴は“オタクスタッフ”?
コネコネットの特徴は
サイト作成、商品を掲載する事業者への営業は、各分野で知識を持つ社員が当たる。
ワインソムリエ、元ミュージシャンに元ゴルフライター、コミュニティサイトを運営しオフ会(サイトで知り合った同士が実際に集う親睦会)まで開いてしまうフィギュアオタク、等々。
こうした社員がオフィスで肩を並べ、PCパーツやらフィギュアなど各人が精通した分野を「専門家」として担当している。
引用部にあるように「スタッフ自身が特定分野のオタクである」ということ。
これは扱い領域の広い価格比較サイト事業者には珍しく、どちらかといえば高級ホテルの一休.comのような専門サイト事業者に近い気がします。
専門サイト事業者には、リアルビジネスでその分野に関わっていた方が多く転職されていますので。
ただ、
「オタクと呼ばれるほど商品知識が豊富なユーザーが見れば、サイト制作にどれだけ力を入れているかわかるはず」(柴田健一副社長)。
とはいうものの、イマイチ具体的な差別化ポイントがピンときません。
唯一思い浮かぶのは、下記のようなスタッフ発、All Aboutチックな読み物コンテンツです。
これは確かに価格.com、ECナビとは一線を画している気がします。
価格比較サイト毎の特徴
そもそも価格比較サイトというのは、基本的には情報提供者だと思います。
ユーザーさんがベストなECをするための情報(価格、スペック、クチコミ、ショップ評価etc)を提供するのが主な役割です。
今の勢力図をみると、情報提供(とブランド力)で一歩リードしているのが価格.comです。
それに対して、ECナビはポイント付与による女性会員の囲い込みという、別のアプローチをとっています。
コネコネットの場合は、両者の間に位置します。
ECナビのようにポイントプログラムもありますが、一番に掲げているのは専門性の追求という点で、価格.com寄りと言えます。
各サービスの特徴を、表にまとめると下記のようになります。
情報は全てネット上に転がっているものです。
| 情報提供 | ポイントプログラム | |
|---|---|---|
| 価格.com | ショップによる価格情報とクチコミに強み | なし(CCCとの資本提携でTポイントが導入されるという巷の噂もある) |
| ECナビ | ロボットで商品データを構築しているが、クチコミは少ない | ポイント交換プラットフォーム「PeX」などポイント周りが充実 |
| コネコネット | オタク社員の強みを活かして、オタクユーザーを獲得する戦略 | 現金還元サイト「小判」との連携によるポイントプログラムあり |
私が柴田啓社長だったら
*柴田啓社長というのは、コネコネットを運営するベンチャーリパブリックの社長です。
私のような阿呆がかなり失礼な物言いかとは思いますが、誰も気にしていないと思うので、低レベルな2つのアイディアを垂れ流してみます。
1.スターを取り込むことで、ブランディングを実現する
コネコネットは「オタクスタッフがオタクユーザーを取り込み、専門的な情報を集める」という戦略に立っています。
オタクユーザーの気持ちになってみたのですが、生半可なオタクスタッフには取り込まれたいとは思いません。
そこで考えたのが、各分野のスター、例えばワインならソムリエ田崎真也クラスを何らかの形でサイト運営に関わって貰います。
それこそワイン専門サイトみたいなものです。
そもそも価格.comの強みは「最安情報や豊富なレビューなど、ベストなECをする手助けをしてくれる」という安心感、ブランド力だと思います。
それに対して、各分野のスターが関わるというのは、外部による権威付けという別のブランディング方法だと言えます。
田崎真也が運営に関わるショップであれば、ワインにおいてベストな買い物ができるという安心感があります。
田崎真也の読み物コンテンツがあるのもいいのですが、ブランディングの観点からいえば、もっと踏み込んで「田崎真也がプロデュースするサイト」の方が望ましいです。
ワインだけでなく全分野にその戦略を適用すれば、コネコネットというのは商品を推薦する情報提供サイトの集まり、ということになります。
つまり「コネコネット=スターが運営する情報サイトの集合体」ということです。
スターのギャラという点で、実現性が眉唾ものですが。
2.スタッフの専門性を利用し、電話でのQ&Aサービスを立ち上げる
これはさらにコスト高かも知れません。
上にスタッフの方の、冷蔵庫選び方講座がありました。
しかし実際ユーザーさんは講座全ての情報を必要としているわけではなく、網羅的であるが故にパンチが弱くなるきらいがあります。
そこで、いっそのことユーザーさんが聞きたいことを、スタッフに聞けるサービスがあればいいのではないでしょうか。
ユーザーさんの利便性を考えれば、できれば電話で提供したいところです。
こうなるともはや価格比較サイトという枠組みは無視して、専門情報提供者というところをスタートにしています。
人件費がコスト高とはいっても、アメリカにはスタッフが答える形の人力検索ChaChaなどがあります。
まだ未開拓の分野だけに、誰からどうやってお金をとるか、どのようなスタッフを雇うかなど設計が面倒ですけどね。
chinneng
とやさんがいろいろ教えてくれると思います。ブログに書いたけど。
やっぱ巷で話題の家電芸人(もう古い?)なんかを取り込んで盛上げるような企画は絶対
必要かと思います。
今回も名古屋、大阪のクライアントを回って、各ショップさんに言われたのは「conecoさんの
知名度向上に我々も期待を掛けているのです」という言葉でした。
認知度向上委員会の立上を是非検討しましょう!!
>shiraberさん
ありがとうございます!
助かりまくりました。
聞いたら答えが返ってくるなんて、ネットは面白いですねw
>chinchinndaijyaさん
と、いいますとconecoさんの中の方ですか?
私に認知度向上委員会の参加資格があるのかは疑わしいところですが、色々勉強させて頂きたいです。